器まるかく開店記念特別企画展

白洲次郎・正子の食卓

2024年4月23日~5月31日

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Jiro SHIRASU
MASAKO SHIRASU

器まるかく開店記念特別企画展

白洲次郎・正子の食卓

2024年4月23日(火)~5月31日(金)


和洋中から韓国料理、エスニック、デザートまで四季折々のメニューと馴染む、豪快、絶妙な器使い。器まるかく名古屋店ではオープン記念として白洲家の食卓を彩ったさまざまな器をご紹介いたします。さあ、白洲家のテーブルへ、ようこそ。

ケンブリッジ大学に学び第2次世界大戦後、日本の復興に尽力した白洲次郎(1902-1985)と、幼少期から古典芸能に親しみ、きものや骨董を愛し、随筆家として多彩な活躍をした白洲正子(1910-1998)。昭和十八年(1943年)、夫妻は東京郊外鶴川の萱葺き農家に移り住み、ここを「武相荘(ぶあいそう)」と名付けました。庭の自然はそのままに身辺に愛すべき骨董を置いて日々の暮らしを愉しむスタイルは、時代が変わった今もなお多くの人を惹きつけています。


文筆家として活躍しつつ、骨董の美しさや面白さに開眼し、その世界に引き込まれていった白洲正子。所蔵品の中には瀬戸のものも多く、中でも「麦わら手」を好み、食卓に欠かせない器でした。


本展では白洲家の食卓を彩った「白洲好み」の器、また義母である白洲正子のアドバイスを得て、志具満窯(しぐまんがま)にて作陶を続ける、牧山圭男氏の作品も揃えます。土は伊賀・信楽・瀬戸磁器土を選び、釉薬は自ら調合した透明釉、鉄釉、黄瀬戸を使用した、躍動感のある牧山圭男の遊び心を感じさせる作品を是非御覧ください。東京町田市の旧白洲邸武相荘ミュージアムと、当店だけの取り扱いです。



BUAISO MUSEUM

<作家紹介>

牧山圭男(まきやま よしお)
武相荘の倶楽部 会長
旧白洲邸 武相荘の運営にかかわる。

1938年 東京に生まれ
1961年 慶応義塾大学法学部政治学科卒。ヤナセ入社
1965年 白洲次郎 正子夫妻の長女・桂子と結婚
1970年 西武百貨店に転職、六本木WAVEやLOFTの開発に参画。常務取締役
1997年 大沢商会常務取締役に就任
2001年に退任、以後、旧白洲邸武相荘の運営にかかわる

Ceramics artist

YOSHIO MAKIYAMA

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